「戦争法案」を葬ろう 6.11院内集会
戦争をさせない1000人委員会は6月4日、立憲フォーラムとの共催で院内集会を開催しました。前田哲男さん(軍事評論家)をお招きし、戦争法案の審議についての分析をお話ししていただきましたが、たいへん時宜に適った重要な内容であり、またたいへん好評をいただいていることから、6月11日・18日と、継続してこの院内集会を開催することとなりました。
まずは下記のように、6月11日の院内集会についてお知らせいたします。木曜日国会前集会の前段の時間帯となりますので、ぜひご参加をお願いします。
「戦争法案」を葬ろう 6.11院内集会
日時:6月11日(木)17時~
講師:前田哲男さん(軍事評論家)/小澤隆一さん(慈恵医大教授、憲法学)
場所:参議院議員会館一階 101号室
主催:立憲フォーラム・戦争をさせない1000人委員会
※入場は無料です。参議院議員会館入り口で入館証を配布します。
※お問い合わせは参議院議員・江崎孝事務所(03-6550-0511、参‐511)
※午後6時30分からは衆議院第二議員会館前での木曜日国会前集会へ合流します
集団的自衛権は憲法違反――ということを与党推薦の憲法学者から突きつけられ、自民・公明は大慌てとなった1週間でした。4日、衆議院の憲法審査会で自民・公明などが推薦した長谷部恭男・早稲田大学教授は「集団的自衛権の行使は憲法違反だと考えている。従来の政府見解の枠内では説明がつかない」と発言、民主党推薦の小林節・慶応大名誉教授など他のふたりの憲法学者も憲法違反としました。
それだけではありません。5日の衆議院安保特で中谷元防衛大臣が「現在の憲法をいかにこの法案に適応させていけばいいのかという議論を踏まえて閣議決定を行った」と答弁。憲法に適合するように法律をつくるのではなく、政府が閣議決定しとことに従って法律がつくられ、その法律に適合するように憲法の解釈を変えたことを明らかにしたのです。これは立憲主義に反しています。憲法の上に法律、政府があるという全く逆さま、アベコベです。
野党はこれら国会で明らかになった憲法違反の問題を徹底的に追及します。院内集会でそれらの問題点を明確にします。また、6月14日(日)と24日(水)に市民が国会包囲行動を展開します。国会の内と外とを結んで「戦争法案」を葬りさりましょう。
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