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【報告】市民連合が野党4党と意見交換会 衆議院選挙での連携強化を確認

2016年11月21日

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市民連合(安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合)は、野党4党(民進党・共産党・社民党・自由党)との意見交換会を11月17日に開催しました。来るべき総選挙に向けて、政策協議を重ね、野党共闘と市民との連携を強めていくことを確認しました。

意見交換会は、福山哲郎民進党幹事長代理の司会で進行。政党側は民進党から野田佳彦幹事長、山尾志桜里国民運動局長、共産党から小池書記局長、穀田恵二国対委員長、社民党から又市征治幹事長、自由党から玉城デニー幹事長が出席。民進党の野田幹事長は冒頭の「安倍政権に対抗するには市民との連携が必要。できる限りの協力していく」と述べました。

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市民連合の側からは、学者の会(安全保障関連法に反対する学者の会)、ママの会(安保関連法に反対するママの会)、総がかり行動実行委員会、立憲デモクラシーの会、元SEALDsのメンバーらが出席。まず、市民連合を代表して山口二郎さんが「安倍政治に対抗する明確な対抗勢力・別の選択肢を提起することが喫緊の課題だ。まずはどのような日本を作るのか、目指すのか、その議論を積み重ね、政策と私たちの方向性をしっかりと示し、そのうえで参院選でできた地域レベルでの運動、労働組合と諸団体等のつながりを持続させて総選挙をたたかうことが重要だ。」と提起しました。

総がかり行動実行委員会の福山真劫さんは「憲法と立憲主義を破壊して暴走する自公政権と対抗するには、野党共闘の中にしか希望が持てない。安保法の廃止の課題だけではなく格差貧困問題など現実の生活に則した政策を展示して希望をつなぎ、幅広く訴えていくことが大事だ。自民党の狙いは野党共闘をつぶすこと。我々は野党共闘を組み立ててがんばり抜くしか希望を実現する手立てはない。野党のみなさんのご奮闘をお願いしたい」と述べました。

また、他の各代表らも、衆議院選挙で勝利するために、野党共闘と市民の連携をさらに強め、市民との政策協議を重ねることの重要性についてそれぞれ意見表明しました。

その後、今後、政策協議を定期的に開催していくことなどを全体で確認して意見交換会を終了しました。