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【報告】強行採決から1年 戦争法廃止!9.19国会正門前行動に2万3千人が参加

2016年9月21日

「安保関連法」=戦争法が強行採決された昨年の9月19日から、まる一年が経った9月19日、総がかり行動実行委員会は「戦争法廃止!9.19国会正門前行動」を開催、雨が降りしきる中、2万3千人が参加しました。集会では、4野党の代表をはじめ、学者・市民らが「戦争法は何年経とうが憲法違反に変わりがない」「野党と市民の共闘を強め、安倍政権打倒へ!」と訴えました。また、全国400カ所以上でも集会・デモが行われました。

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集会は、9条壊すな!実行委員会の菱山南帆子さんの司会で始まり、まず、政党を代表して民進党の岡田克也元代表、共産党の志位和夫委員長、社民党の福島瑞穂副党首、そして、参院選岩手選挙区で野党共闘の力で当選した生活の党の木戸口英司参議院議員が挨拶しました。各代表は、それぞれ、参院選での野党共闘の成果を語り、引き続き、野党共闘を強め市民との力で安倍政権打倒へ!ともにたたかおう!などと訴えました。

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次に、主催3団体から発言。まず戦争をさせない1000人委員会を代表して清水雅彦さん(日体大教授)事務局長が挨拶し、「参院選での野党共闘をさらに発展させ衆議院選でも実現させ政権交代して戦争法を廃止して行こう。また、たとえ政権交代ができなくても運動の力で戦争法の発動を食い止めていこう」と呼びかけました。

9条を壊すな!実行委員会の高田健さんは「内戦が続く南スーダンへの重装備をした自衛隊の派兵は、殺し殺される事態になる、この自衛隊派兵阻止のたたかいを強め中ればならない。沖縄の辺野古や高江のたたかい、野党共闘の力で衆院選挙に勝つなどの課題と合わせてともにがんばりぬこう」と発言。憲法共同センターの小田川義和さんは「私たちの力の源はあきらめず行動を粘り強く繰り返すことだ。戦争法を廃止し安倍政権を退陣させるその日まで、粘り強くともにたたかい抜こう!」と訴えました。

続いて戦争法廃止に向けがんばる諸団体・個人から連帯発言を受けました。高山佳奈子さん(安保法に反対する学者の会)、西谷修さん(立憲デモクラシーの会)、安保法制に反対するママの会@東京、山岸良太さん(日弁連憲法問題対策本部)、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック、黒岩哲彦さん(安保法制違憲訴訟の会)、元SEALDsの林田光弘さん、そして元自衛官の井筒高雄さんがアピールしました。

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最後に、戦争をさせない1000人委員会の福山真劫さんが行動提起を行い、「市民の力で国会を包囲し、野党共闘と市民の力をさらに結集すれば、安倍政権の暴走は必ず止められる。政権は必ず倒せる。さようなら原発さようなら戦争9.22大集会、9.26臨時国会開会日行動、10.6シンポジウム、10.19総がかり行動、10.30自衛隊南スーダン派遣反対青森現地行動にぜひ参加を!」と提起しました。

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