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6.2「戦争をさせない1000人委員会・東京南部発足の集い」

2014年6月4日

6月2日、「戦争をさせない1000人委員会・東京南部発足の集い」が開催されました。事務局から報告をいただきましたので、ご紹介します。

6月2日 戦争をさせない1000人委員会・東京南部発足の集い
150人が参加して元気に出発しました

140602nanbu

大田区内で、150人の参加で「戦争をさせない1000人委員会・東京南部」(港・品川・大田・目黒)が発足しました。

奈須りえさん(まちづくり縁ぱわめんと代表・元大田区議)と土肥信雄さん(元都立三鷹高校校長)が司会をつとめ、賛同人から清水建夫弁護士が挨拶。

メインの講演会では、「二度と戦争をさせないために」と題して山内敏弘さん(一橋大学名誉教授)が1時間にわたり熱弁をふるわれました。つづいて88歳の北村小夜さん(元教員)が、御自分の戦争体験を20分間語られました。

会場発言と質疑のあと、東京段階のとりくみを平和フォーラム事務局の鈴木智さんから受け、福石満事務局長から南部のとりくみを提案しました。当面、蒲田駅と田町駅での駅頭宣伝、6.12集会参加などにとりくみます。各行政区ごとに複数の事務局員を募り、協議して運営していくことにしました。

最後に集会決議(別紙)を確認。藤村妙子さん(南部全労協事務局長)の閉会のあいさつで、終了しました。

集会には、平和運動センターと全労協関係のほとんどの労働組合、多くの福祉関係NPO、市民団体、女性団体、部落解放同盟、生活者ネット、社民党、新社会党関係など、極めて多彩な顔ぶれが参加しました。また南部独自の賛同人を募っていますが、6月2日現在で110名になり、その中には多くの元民主党の各級議員さんも名を寄せています。(南部事務局・石河)

「戦争させない1000人委員会・東京南部」発足の集い決議

私たちは「集団的自衛権」の行使容認と、自衛隊を戦争に参加させるためのあらゆる策動に反対します。「安保法制懇」答申と、それを受けた安倍首相の記者会見は、自衛隊を米軍などのおこなう戦争に参加させるためのでたらめであり、あらゆる方面から「空理空論」との批判をあびています。また苦し紛れに「グレーゾーン」の方面から、自衛隊法やPKO法などの改悪をねらっていますが、「集団的自衛権」の行使に誘い込もうとする意図が明白です。

国民の安全を守るのは武力の行使でも「抑止力」でもありません。逆です。武力の行使は相手側の武力行使を、「抑止力」の増大は相手側の「抑止力」の拡大をもたらすだけです。イラク戦争以降の憎しみの連鎖の拡大は、そのことを証明しています。憲法9条が、ノーベル平和賞候補とされたのも、そういう現実を直視した世界の常識の反映です。

あらゆる平和的な方法で紛争の解決をはかることです。紛争地帯の邦人を民間機で救出するのでなく米軍の艦船で避難させるなどというのは、もっとも危険な愚行で、危機管理の無策でしかありません。米艦防衛に自衛隊が出動すれば、紛争地で活動するNGOをも危険にさらすでしょう。

安倍政権は、国民の反発をそらすために「必要最小限の武力行使」などと「限定」をならべたてています。戦争はいったん踏み込むと「最小限」などという言葉のごまかしは吹き飛びます。

憲法9条のおかげで、世界の平和に貢献し、他国民を殺すことも殺されることもなかった私たちは、また暗い歴史に逆戻りすることを許しません。

東京南部(港・品川・目黒・大田)の仲間達は、力を合わせて「戦争をさせない」ために全力をあげることを宣言します。

2014年6月2日
「戦争をさせない1000人委員会・東京南部」発足の集い一同

「戦争をさせない1000人委員会・東京南部」賛同人
(2014年6月2日現在 五十音順)

青木郁夫(部落解放同盟品川支部)、青木初子(部落解放同盟品川支部)、安達由紀(日本消費者連盟・品川)、阿部浩子(港区議会議員)、安藤貴志(東京清掃労組品川支部)、池上 明(日本消費者連盟会員・大田)、井桁利昌(デイベンロイ労組)、石川 進(ストップ派兵・改憲NO南部共同行動)、石川みのり(サポートぱんぷきん・大田ネットワーク)、石川喜久(郵政産業労働者ユニオン)、石河康国(原発なくそう大田実行委)、伊藤彰信(全港湾労組委員長)、伊藤宏一(さんぽの駅)、伊藤隆文(国労新橋支部委員長)、伊藤 誠(経済学者)、伊藤光隆(品川区教職員組合)、稲川英厚(日中友好21の会・品川)、井上八重子(品川区議会議員)、上野義昭(目黒区職員労働組合書記長)、小笠原春美(京浜ユニオン)、岡 禮子(NPO法人福祉コミュニティ大田)、小川幸子(原発を考える品川の女たち)、越智祥汰(医師・大田)、海部幸造(弁護士)、加藤 孝(ケアマネジャー・品川)、加藤勝年(NTT関連労働組合)、川島元子(目黒)、川西弘泰(日中友好21の会・品川)、菅野幸枝(教員)、北川鑑一(弁護士)、北沢潤子(大田区議会議員)、北村小夜(元教員)、榑松信義(さんぽの駅)、黒田牧子(NPO法人福祉コミュニティ大田)、小出哲三(さよなら原発港)、斉藤 明(ぱんぷきん賛助会員)、斉藤純一(全水道東水労南一配水支部副支部長)、榊直子(目黒区民)、酒井夕起子(i女性会議)、坂本史子(目黒区議)、崎山浩二(反原発・脱貧困たんぽぽの会)、迫田英文(京浜ユニオン)、佐久間武(東京清掃労組目黒支部)、茂野光達(外国人と共に生きる大田市民ネットワーク)、茂野俊哉(インターネットラジオ・オープンセッション代表)、志沢允子(9条でつなごうネット)、嶋田 実(元都議会議員・大田)、清水建夫(弁護士)、清水英宏(福祉問題研究家)、杉田和彦(東京清掃労組大田総支部)、鈴木 智(平和フォーラム事務局)、曽我昭子(i女性会議・品川)、曽我祐次(日中友好21の会会長・品川)、園田原三(品川)、園田順子(品川)、大道寺毅(ストップ海外派兵・改憲NO南部共同行動)、高橋正幸(東京清掃労組蒲田支部)、高山義和(平和市民・品川)、多田弘一(ミュージシャン・品川)、多田鉄男(東京の満蒙開拓団を知る会代表)、舘野せつ子(パルシステム東京あけぼの)、田所 進(品川・平和憲法を生かす会)、谷口 滋(品川高退連事務局長)、角田 仁(東京都高等学校教職員組合第一支部長)、鶴田雅英(大田福祉工場)、東條利一(目黒)、土肥信雄(元三鷹高校校長)、戸沢二郎(元目黒区議会議員)、中条友輔(大田平和フォーラム)、中村正子(9条でつなごうめぐろネット)、中山正子(i女性会議・品川)、奈須りえ(まちづくり縁ぱわめんと代表)、西山康彦(大田区職労)、西嶌和徳(大田区職員労働組合執行委員長)、野呂恵子(大田区議会議員)、馬場裕子(元都議会議員・品川)、日比野恵子(9条でつなごうめぐろネット)、平賀健一郎(中小労組政策ネット)、平賀雄次郎(全国一般全国協議会委員長)、開田泰憲(大田区憲法を生かす会)、藤村妙子(南部全労協事務局長)、福石 満(原発なくそう大田実行委)、堀 利和(元参議院議員・品川)、堀野国雄(元港区議会議員)、本田 章(目黒区職員労働組合副委員長)、町田貞一(東京東部労組デイベンロイ支部副委員長)、松下修利(東京東部労組デイベンロイ支部委員長)、丸田 潔(フリーライター・目黒)、丸山知恵子(郷土教育全国協議会)、三井紀子(i女性会議品川代表)、宮本なおみ(9条でつなごうめぐろネット)、宗像由美子(原発を考える品川の女たち)、村本 勉(全水道東水労南一支部支部長)、望月 浩(東京交通労働組合馬込検修場支部)、森田裕二(東京清掃労組港支部)、山内正紀(大田平和フォーラム)、山口哲夫(元参議院議員・大田)、山田秀行(日中友好21の会事務局長・品川)、山中菊江(元教員・大田)、矢吹芳郎(さよなら原発品川アクション)、柚木康子(均等アクション21)、渡辺キミエ(京浜ユニオン)、渡辺高志(京浜ユニオン)、渡辺美喜夫(港平和フォーラム)