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【ご紹介】4.23「集団的自衛権」を考える院内集会

2014年4月19日

4月23日、「集団的自衛権」を考える院内集会が下記のように開催されますので、ご紹介します。

「集団的自衛権」を考える院内集会

超党派議連の「立憲フォーラム」は、憲法は権力者を縛るものだという立憲主義の立場から、活動を続けています。

現在、安倍政権が推し進めようとしている「集団的自衛権は合憲である」という解釈の変更は、非軍事国家として歩んできた日本を軍事国家へ、外国のために戦争をする国へと国のかたちを変えるものです。「憲法は集団的自衛権の行使を禁止している」というのは国会での長年の審議の中で積み重ねられ、歴代内閣で確立した政府見解です。それを私的諮問機関の報告を受け、閣議決定でこの見解を変更することは、政府を憲法の制約の下に置くとする立憲主義、法の支配に反するもので、許されるものではありません。
今回はこの問題について元防衛大臣の北澤俊美参議院議員と元内閣官房副長官補・元防衛庁防衛研究所長にお話していただきます。
北澤さんは防衛大臣を経験する中で「憲法九条が最大のシビリアン・コントロール」との認識を持ち、民主党で「集団的自衛権の解釈変更は立憲主義、法治主義に反し許されない」との見解をまとめました。柳澤さんは専門家の立場から「尖閣防衛や北朝鮮のミサイル攻撃は日本有事ですから、いまの憲法枠内の個別的自衛権で守れます。集団的自衛権を声高に言うことは、かえって緊張を高めるだけで、日本の防衛にプラスにはなりません」と主張されています。

 

講師:北澤俊美参議院議員(元防衛大臣)
柳澤協二 元防衛庁防衛研究所長
日時:4月23日(水)午後5時30分~
場所:参議院議員会館 1階 101会議室
主催:立憲フォーラム
入場は無料です。参議院議員会館入り口で入館証を配布します。
お問い合わせは参議院議員・江崎孝事務所(03-6550-0511、参‐511)へ

20140423集団的自衛権チラシ