2014年
日米ガイドライン改定による集団的自衛権行使容認と憲法
年内に改定される予定だった「日米防衛協力のための指針」(「日米ガイドライン」)について、来春以降へ改定を先送りすることを日米で合意したと報道されています。これは「集団的自衛権」をはじめとする安全保障に関する議論が、12月14日に行われる衆院総選挙だけではなく、来年4月に予定されている統一地方選挙に至るまで、争点になるのを徹底して回避しようとする策謀です。
「日米ガイドライン」は行政協定だから国会審議の対象ではないとして、政府間の合意だけで改定作業がすすめられていますが、憲法違反の「集団的自衛権」行使容認を反映させようとしていることからも明らかなように、現行法の範囲を逸脱するものです。また、民主主義的な手続きの観点からも許されるものではありません。
戦争をさせない1000人委員会事務局次長の飯島滋明さん(名古屋学院大学准教授)より、この「日米ガイドライン」改定の問題性について論考を寄せていただきましたので、掲載します。
【声明】平和な未来をつくりたいと願う人々は総結集し、この総選挙で、安倍自公政権の「戦争する国」への暴走を止めよう
戦争をさせない1000人委員会は12月14日に行われる総選挙に向け、下記の声明を発表しています。
強行採決から1年 秘密保護法施行するな!12.6大集会
[ 2014年12月6日; 1:50 PM to 5:00 PM. ] 「特定秘密保護法」の施行反対―廃止を求める大集会が12月6日、東京・日比谷野外音楽堂で開催されます。「特定秘密保護法」は憲法の「主権在民」「基本的人権」の破壊攻撃であるとともに、戦争を可能にするための法整備の一環です。戦争をさせない1000人委員会もこの集会に協賛し、ともに特定秘密保護法廃止に向けとりくみます。ぜひご参加を!
強行採決から1年 秘密保護法施行するな!12.6大集会
日時:12月6日(土)13時30分開場 13時50分開始 16時銀座デモ
場所:日比谷野外音楽堂
共催:「秘密保護法」廃止へ!実行委員会/秘密法に反対する全国ネットワーク(予定)
「戦争をさせない全国署名」は計249万8534筆
3月から9月末の約半年間とりくんできた「戦争をさせない全国署名」は合計で249万8534筆となりました。この間賜りましたご支援・ご協力に心から感謝申し上げます。
本日(11月10日)、衆議院・参議院の請願課への提出を行いました(内閣府への提出は近日中に行います)。
現在、新しい署名運動の提起に向け、準備をすすめています。私たち「戦争をさせない1000人委員会」は安倍政権の憲法破壊・人権破壊・生活破壊を阻止するために、これからも皆さんとともにがんばります!
日米防衛ガイドライン改定絶対反対!みんなの力で憲法破壊を阻止しよう!戦争をさせない1000人委員会11.11院内集会
[ 2014年11月11日; 4:30 PM to 6:00 PM. ] 日時:11月11日(火)16時30分から
場所:参議院議員会館・講堂(地下鉄国会議事堂前・永田町下車)
講師:半田滋さん(東京新聞論説委員)
※参加無料です。会館入口で入館証をお配りします。
※18時30分から総がかり国会包囲行動を行います。あわせてご参加ください。
お問い合わせフォームを修正しました
今月はじめあたりから、「お問い合わせフォーム」の調子が良くなかったようです。送っていただいたお問い合わせが確認できないなどの不具合がありました。申し訳ございません。
現在は正常に機能しているようですが、この間ご連絡いただいたのにもかかわらず対応がないなどのお心当たりがございましたら、お手数ですが再度ご連絡をいただけますようお願いします。
【声明】「日米防衛協力のための指針」改定に反対する
「戦争をさせない1000人委員会」は10月8日に発表された「日米防衛ガイドライン」見直しに向けた中間報告について、以下のように声明を発出しています。
武力で平和はつくれない
「日米防衛協力のための指針」改定に反対する
2014年10月15日
戦争をさせない1000人委員会